人生のハレの日である結婚式をどこであげるか。
「場所」はとても大切な要素のひとつだと思います。
私は東京の「神楽坂」で約5年間一人暮らしをしており
何かうれしいこと、辛いことがあったときは「赤城さん」にお参りにいっていました。
偶然にも夫も「神楽坂」に住んでおり、
「神楽坂」を縁に仲良くなり、神楽坂でたくさんの時間を過ごしました。
結婚するなら、私の人生を見届けてくれたこの街「神楽坂」で結婚式を挙げたい!
そう考えるようになり、2019年6月に神楽坂の赤城神社で挙式、近隣ホテルで披露宴を執り行いました。
この記事では、これから「神楽坂」で結婚したいというカップル、
赤城神社挙式をやりたいと考えている方に私たちの経験をまとめました。
是非、参考にしていただければと思います!皆様が幸せな結婚式を迎えられますように!
目次
赤城神社の神前式について
神社挙式ってちょっと古臭い?
そんなこと全くありません、
日本人に生まれてきたのだから、神社でやりたい、そう考える人も多いと思います。
赤城神社で式を挙げてよかった点のひとつに
大きな神社やホテル内の神殿では、
「廊下で他の新郎新婦とすれ違う」
「お日柄の良い日は次から次へと新郎新婦が式を挙げている」
ということもありますが
(見学会にいった「椿山荘」や出席者として訪れた「日枝神社」、「明治神宮」は新郎新婦のオンパレードだったので)
赤城神社では、基本的にその時間に式をあげるカップルは1組だけ。
1日に2組以上いたとしても、前後にある程度時間を挟んでいるので絶対に他の花嫁さんに会うことがありません。
そして、日本らしさを大切にしながら、超モダンでオシャレな社殿で式を挙げることができます。
赤城神社を建築したのは、ご存じのとおり
2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場のデザインを手掛ける建築家の隈研吾氏。
日本を代表する建築家でもある隈氏が
創建から700年以上つづく「赤城神社」の社殿が老朽化したことに伴い、
平成22年に赤城神社再生プロジェクトとして建築に携わったそうです。
また、赤城神社は西暦1300年頃が起源とされ、
江戸時代には「赤城大明神」とよばれ「日枝神社」「神田明神」とともに「江戸の三社」と呼ばれる由緒正しい神社。
社殿はガラス面に檜角材を並べ、自然の太陽光を取り込むつくりになっています。
建物と自然が一体化する建築はとても気持ちが良いものです。
私の挙式日は快晴で社殿には太陽の光が差し込み、ガラスからは周りの緑が見えて
とても穏やかな気持ち良い中、挙式をすることができました。
赤城神社で結婚式をするには?
赤城神社の公式サイトにも結婚式について紹介があります。
赤城神社の社務所でも神社での結婚式に関するパンフレットがもらえます。
パンフレットには赤城神社で結婚式を手配する場合、
披露宴をする赤城神社内の会場や、連携先のレストラン、指輪やお花、引き出物の情報も掲載されています。
そのほか、赤城神社含めた神楽坂周辺にある神社、ホテル、レストランを組み合わせて挙式&披露宴を手配してくれる業者もありますが
神楽坂ウェディング(※外部サイトにリンクしています)
私たちは神楽坂に住んでおり、お店の試食会にも気軽に参加できたので、
自分たちでいろいろ比較・検討して決めることにしました。
まず、赤城神社が開催している「ブライダルフェア」。
私たちは2月半ばに開催されていたフェアに参加しました!
赤城神社ブライダルフェアについて
ブライダルフェアでは社殿の中で宮司さんよりお話を聞いた後、披露宴会場のホールに移動します。
そこで、披露宴のイメージをつかむため
ホールには神社提携のいろいろな神楽坂周辺のお店が出店しています。
白無垢や色打掛を貸してくれる衣装店の紹介や
神社提携レストランの試食(有料)
神社提携の写真館や結婚指輪、引き出物、プチギフトの業者など
まとめてフェアに出店していて、いろいろお話が聞けるのでおすすめです。
赤城神社で式をする場合、その後の披露宴は
少人数の場合、神社内のギャラリー(24名まで)という小さな部屋での会食か
または披露宴会場となるホール(氏子参集殿:74名まで着席、プロジェクターなどもあり)にて、
神楽坂の鰻で有名な和食「志満金さん」をケータリング手配するか
近所のイタリアンレストラン「SOPRA ACQUA」さんが提供する料理をいただくことになります。
提携先の衣装は飯田橋の駅そばにある提携店、「東衣装店」。
1933年創業の伝統あるお店だそう。
ここであれば赤城神社の御神木をあしらったオリジナルの黒引振袖を借りることができます。
ブライダルフェアでも飾ってありました。
もちろんドレスや親の留袖などもレンタル可能です
白無垢、打掛など気に入った衣装をブライダルフェアでは、なんと無料で着付けしてくれます。
婚礼の仕度は「あかぎ美粧」さん。
フェアではなんとなんと、日本髪まで結ってくれました
笑えるくらい、似合わなかった・・・本番では絶対日本髪にしないとわかっただけでよかったです。
赤城神社で申し込む場合、
こうした衣装、メイク、飾り花、婚礼写真、引き出物、婚礼指輪まで、提携店で対応してくれます。
ただ、披露宴会場となるホール(氏子参集殿)の椅子が簡易で気になってしまい・・・
試食(イタリアンレストラン)が好みに合わず、ブライダルプランナーの方に日程の空き状況だけ確認して、ブライダルフェアを後にしました。
挙式決定から挙式までの打ち合わせ、事前準備等
赤城神社で挙式、別のホテルで披露宴をすることにきめた私たち。
神社に相談して衣装のレンタルは都民共済、着付けとメイクはホテルにお願いすることにしました。
挙式までの神社との打ち合わせ
赤城神社にお願いする場合は下記の写真にある流れとなり、何度か足を運ぶ必要がありそう。
神社側とは日取りの決定後(日が良い土日は限られており、埋まっている印象を受けました)
①申し込み、担当者との顔合わせ、打ち合わせ(招待状に同封する赤城神社の地図を入手)
②写真業者を含めた打ち合わせ
③式のリハーサル、誓詞への署名
④挙式
という流れになりました。
披露宴は、神社が提携している神楽坂のアグネスホテルで挙げたかったのですが、
私たちの来賓は遠方からの出席者が多く、アグネスホテルでは宿泊手配が叶わず・・・
赤城神社からタクシーで移動できる九段下のホテルで披露宴を挙げることになりました。
式のみだったので打ち合わせも少なかったです。
初穂料について
通常、赤城神社におさめる「初穂料(玉串料)」(挙式の謝礼として神社に納めるお金)は15万円。
今回、神社の提携外のホテルで披露宴をすることもあり、
初穂料を多めに支払うことで神社側から了承をいただきました。
ご祝儀袋はきちんとしたものを自分たちで準備し、挙式当日持参しました。
写真撮影について
挙式中、神社内での写真撮影は提携先の写真屋さん以外、
外部業者をいれることは不可とのことで、写真撮影は神社提携の写真屋
さんに依頼しました。
挙式当日プランはデータ付2ポーズ(集合・新郎新婦2名)二面台紙 52,000円~
披露宴まで入れた スナップアルバムは16ページ11万円~ でした。
私たちはアルバムはお願いせず、データのみ(2名カメラマンの披露宴までの出張代含む)提供のプラン。
アルバムは自分たちで後で作成した方がお安く済むと思います。
ホテルでの披露宴も続けてその会社に撮影をお願いしました。
その他事前準備
ホテル着付け後、神社まで移動する新郎新婦のハイヤーの手配(※ホテルでも代行可能)、
ホテルで着替えた来賓のタクシーの手配、
式後、神社からホテルへ移動するタクシーの手配は自分たちで事前に手配しました。
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